
キャロットケーキのお話
イギリス発祥のキャロットケーキ。まだ砂糖が高級品だった時代、代用として甘い人参を使っていたそうです。ほかにも甘い食材はあったと思いますが、手に入りやすいという理由で選ばれたと思います。
日本の人参を食べていると、そんなに甘い?と思ってしまいますね。
所説ありますがヨーロッパにはパースニップという白い人参に似た甘い野菜があり、それを使っていたと聞いたことがあります。まぁ元々キャロットケーキ自体がキャロットプディングから派生したお菓子らしいので真実は闇の中ですね。でもヨーロッパの人参は日本のものよりだいぶ甘いです。
kamoshiのキャロットケーキの人参は季節にもよりますが、今の時期はメロディーラインという甘くえぐみの無い品種を作って頂いてます。
朝収穫してもらった人参を、まるのままkamoshiのオーブンでローストします。
大事なのは、ゆっくり水分を飛ばし眠っている甘味を起こしてさらに旨味を引き出すこと。
少し手間のかかる工程を踏みますが、この火入れをするかしないかでずいぶん変わってきます。水分を飛ばしていますので生地にもしっかり絡み、凝縮された人参の旨味がギュッと出ます。
あとは定番からズレない様にスパイス、ローストしたクルミにチーズのフロスティングでキメ。
キャロットケーキの頭にチーズのフロスティングが乗った姿になったのは、アメリカに渡ってからなんですって。スパイスとキャロットとチーズの組み合わせをよくぞ世に送りだし定着させてくれたと思います。
ところで、体感的にですが浜松ってキャロットケーキてあまり見かけないなぁと思います。
あんなに美味しいのに・・・。